マキベリーには眼精疲労に役立つアントシアニンが豊富に含まれています。
アントシアニンというとブルーベリーという印象を持っている方は多いようですが、マキベリーのアントシアニン含有率はそれを大幅に超えるもので、アントシアニンを含むポリフェノールの量はスーパーフルーツの中でもトップになります。
マキベリーに多く含まれているのはデルフィニジン類アントシアニンというもので、たくさんの種類のあるアントシアニンの中でも、活性酸素除去指標(オラック値)がきわめて高いものです。
アントシアニンとは黒紫の色素をもつ成分で、植物が紫外線などの有害物質から身を守るために生成している物質であり、表面を黒紫色の成分でコーティングすることで細胞のダメージを防ぐ役割を果たしています。
眼精疲労は単なる目の疲れとは異なり、物を見る時にかすんだりぼやけたりする、痛みがあり充血している、光がまぶしく見えたり、涙が出て目がしょぼしょぼするといった症状が起こります。
眼精疲労が慢性化すると体がだるくて疲れやすくなり、頭痛や肩こり、ひどいときにはめまいや吐き気などが起こることもあります。
日常的な不快感から集中力が低下したり、ストレスが高まって別の病気を発症する可能性も出てくるため、早めに改善していくことが大切です。
眼球にある水晶体は角膜から光を通して網膜にうつします。
光を感知したロドプシンは電気信号となって映像を脳に伝える役割を果たします。
ロドプシンの合成がうまくいかないと、物が見えにくくなるといった眼精疲労の症状が起こります。
アントシアニンには視神経に関わる成分であるロドプシンの合成を助ける働きがあります。
マキベリーに含まれるアントシアニンには、目の働きを助けることで眼精疲労や視力の低下を改善する作用があります。
ほかにも、毛細血管を丈夫にしたり、炎症を抑えるといった働きがあり、眼病予防にも役立ちます。
マキベリーにはビタミンCが含まれていて、アントシアニンと合わせて摂ることで、活性酸素を減少させる効果を高めるという作用があります。
また、ビタミン以外にも美容や健康を保つ上で必要な、鉄分やカリウムなどのミネラル分も含まれていて、さまざまな成分をバランスよく体内に取り込むことができます。
マキベリーはエキスの他にもパウダーやサプリメントなどで手軽に摂取できます。
仕事などでパソコンの頻度が高く、目の疲れが気になる方にはマキベリーはおすすめのフルーツです。